燭蛾 ともしびの前に 舞う蛾がふたつ なぜそれほどに 生を厭うか 飛び来たった おまえの心をおもう 明かりをにくみ 滅びをにくまぬ もし天が百尺の高さなら きっと行って明月を覆うだろう 孟郊は中唐の詩人。この暗さが好きだ。あと結句の発想の奇抜さは特筆…
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