書物を積む者はやがて人生を積むだろう

和書を積んだり漢籍を積んだり和ゲーを積んだり洋ゲーを積んだり、蛇や魚を撫でたりする。

2009-06-01から1ヶ月間の記事一覧

さて、どうしよう

帰国前に開封へ旅行しようと思っていたら列車のチケットが取れなかった。帰国まで半端に予定が詰まっているため、日時を変更して出発するのは難しいが、あきらめてこの予算をゲームと本につぎ込んだものか、予定をいじって無理に出発したものか、さてどうし…

猛暑

だめだ、暑すぎる。 どれだけ寝ても、どれだけ食べても、体力がぜんぜん回復しない。

三国志オタクを一発で切れさせる一言

「オタクを一発で切れさせる一言」とか言ったようなタイトルのまとめを見たんですよ。とか言ったような、というのは、今改めて探してみたけど見つからなかったからで。最近はてなブックマークのトップページから飛んだはずだけど……正確にはどんなタイトルだ…

ぐったり

さすがは中国三大火炉……六月とはいえ、何時間も日にさらされて平気なわけがなかった……ぐふっ。 次は涼しいときに行こう。うん。 とりあえず孫権の像でもはっておこうか、思いっきり逆光だけど。孫権の墓には塚とこの像が立ってるだけだったよ。すぐそばの朱…

とりあえず何かのせいにしよう

というわけで、やる気が出ないのは夏バテのせいだということにしてみる。 4月下旬以来、毎日毎日強烈な太陽に照らされているので、バテるのも仕方ないというものである。一人暮らしの身では引きこもるわけにもいかない。少なくとも昼と夜は食事に出かけなけ…

崔象川『白圭志』

江西の張博は巨万の富を持ちながら、仁義に厚く財を軽んじることで名声高かった。ある日、張博の財に目がくらんだ親戚の張宏は、密かに張博を毒殺し、張博の遺児の面倒を見るとて張博の財産を管理するようになる。時がたって、張博の遺児張庭端とその妹張蘭…

『唐詩選』と明詩史の話

日本語学科の学生に日本語で中国文学の話をしてくれと頼まれたので、した。私の大好きな日本でも中国でもどマイナーな小説の話をしようかと思ったんだが、むしろ日中で有名度に差がある本の話とかのほうがいいかと考え直して、ぜんぜん専門外だけどタイトル…

こんなん見つけました。

本屋でこんな本の宣伝ポスターを見たんですがね。 おお……どっかで見たことある絵柄だ。憂鬱とか灼眼とかあの辺の絵っぽい。 中国の軽小説って、女の子向けのはいかにも少女漫画っぽいカバーのが多いし、男の子向けはもっと写実的な、というか、なんというか…

作者不詳『争春園』

時は前漢。開封の義士・郝鸞は、仙人の司馬傲から三口の宝剣を譲られ、さらに二人の好漢を探して剣を渡し、事業を成し遂げよと告げられる。ある日彼は、争春園で亡父の友人・風竹と、その娘・風棲霞の婚約者である孫佩の二人と知り合う。権官・米中立の公子…

本棚晒し@中国

来たばかりのころの復活ぶりもどこへやら、いつしか日本にいたころと同様の駄目人間状態に逆戻りである。今日は二時間くらい読んだけど20ページくらいしか進められなかった(『争春園』という清代の義侠もの。難解でもなんでもないというかむしろ一番読み…