ドイツ文学
アラビアの夜/昔の女作者: ローラントシンメルプフェニヒ,Roland Schimmelpfennig,大塚直出版社/メーカー: 論創社発売日: 2012/05メディア: 単行本 クリック: 12回この商品を含むブログを見る みんな万事うまくいく、少なくとも今回だけは、なんて幻想を抱き…
崩れたバランス/氷の下作者: ファルクリヒター,Falk Richter,新野守広,村瀬民子出版社/メーカー: 論創社発売日: 2009/12メディア: 単行本 クリック: 8回この商品を含むブログ (1件) を見る 「あれは皆死んでるんじゃないんです、死体に見えるだけですから、…
ハインリヒ・マン短篇集〈第3巻〉後期篇―ハデスからの帰還作者: ハインリヒマン,Heinrich Mann,三浦淳,杉村涼子,岡本亮子,小川一治,田村久男出版社/メーカー: 松籟社発売日: 2000/07メディア: 単行本 クリック: 7回この商品を含むブログ (2件) を見る グレー…
さて、昨年春からちまちまと読んできた、現代ドイツ、オーストリアの作家の戯曲作品を集めた叢書「ドイツ現代戯曲選30」、なんだかんだで全巻読破にこぎつけたのでまとめ感想でも書いておこう。 まずなにより、わりと伝統的なスタイルの性格劇から、青春も…
論創社の「ドイツ現代戯曲選30」、これでいちおう、全巻読了。ジェフ・クーンズ作者: ライナルトゲッツ,Rainald Goetz,初見基出版社/メーカー: 論創社発売日: 2006/11メディア: 単行本 クリック: 1回この商品を含むブログ (3件) を見る 調和が重要だ 全然…
ドイツ現代劇。29冊目。叢書の完読まであと一冊(まあ、読めたとはいえない本も多いけど……今日のやつとか)。ニーチェ三部作 (ドイツ現代戯曲選30)作者: アイナーシュレーフ,Einar Schleef,平田栄一朗出版社/メーカー: 論創社発売日: 2006/04/01メディア: …
ドイツ現代劇。28冊目。バルコニーの情景 (ドイツ現代戯曲選30)作者: ジョン・フォンデュッフェル,John von D¨uffel,平田栄一朗出版社/メーカー: 論創社発売日: 2006/09メディア: 単行本 クリック: 9回この商品を含むブログ (2件) を見る 寝る前にこれくら…
ハインリヒ・マン短篇集〈第2巻〉中期篇―ピッポ・スパーノ作者: ハインリヒマン,Heinrich Mann,三浦淳,日台なおみ,原口健治,田村久男出版社/メーカー: 松籟社発売日: 1999/07メディア: 単行本 クリック: 4回この商品を含むブログ (1件) を見る 彼は、相手の…
電車内で読みにくい表紙。カバーかければいいだけだけど。ハインリヒ・マン短篇集〈1〉初期篇作者: ハインリヒマン,Heinrich Mann,三浦淳出版社/メーカー: 松籟社発売日: 1998/06メディア: 単行本 クリック: 15回この商品を含むブログ (8件) を見る 奇蹟を日…
ドイツ現代戯曲選、27冊目。終わりが見えてきた。タトゥー (ドイツ現代戯曲選30)作者: デーアローアー,Dea Loher,三輪玲子出版社/メーカー: 論創社発売日: 2006/09メディア: 単行本 クリック: 5回この商品を含むブログ (2件) を見る 「思うんだけど あなた…
ドイツ現代戯曲選、これで26冊目。愛するとき死ぬとき (ドイツ現代戯曲選30)作者: フリッツカーター,Fritz Kater,浅井晶子出版社/メーカー: 論創社発売日: 2006/04メディア: 単行本 クリック: 1回この商品を含むブログ (1件) を見る 砂糖に注ぐ紅茶をもっ…
論創社の「ドイツ現代戯曲選30」の最終巻。こういう企画がめでたく完結するのは嬉しいことだな(もっと読まれるといいんだが)。私はまだ五冊読み残しがあるのでそれも読む予定。ヘルデンプラッツ (ドイツ現代戯曲選)作者: トーマスベルンハルト,Thomas Be…
ドイツ現代劇24冊目。ベルンハルトを読むのはこれが初めて。座長ブルスコン (ドイツ現代戯曲選)作者: トーマスベルンハルト,Thomas Bernhard,池田信雄出版社/メーカー: 論創社発売日: 2008/05/01メディア: 単行本 クリック: 5回この商品を含むブログ (3件)…
ドイツ現代劇23冊目。もうじき29巻・30巻が刊行されてシリーズ完結となるらしいので、どんどん読んでコンプリートを目指そう。終合唱 (ドイツ現代戯曲選30)作者: ボートシュトラウス,Botho Strauss,初見基出版社/メーカー: 論創社発売日: 2007/03メデ…
チャンドス卿の手紙 他十篇 (岩波文庫)作者: ホフマンスタール,桧山哲彦出版社/メーカー: 岩波書店発売日: 1991/01/16メディア: 文庫購入: 4人 クリック: 17回この商品を含むブログ (12件) を見る 短編小説四篇、架空の手紙二篇、架空の対話二篇、紀行文三篇…
実に二週間ぶりの感想記事。いくらなんでも時間かかりすぎだ。集中力が足りない。阿呆物語 上 (岩波文庫 赤 403-1)作者: グリンメルスハウゼン,望月市恵出版社/メーカー: 岩波書店発売日: 1953/10/05メディア: 文庫 クリック: 49回この商品を含むブログ (2件…
鉄腕ゲッツ行状記―ある盗賊騎士の回想録作者: ゲッツ・フォンベルリヒンゲン,Goetzens von Berlichingen,藤川芳朗出版社/メーカー: 白水社発売日: 2008/03/01メディア: 単行本購入: 2人 クリック: 74回この商品を含むブログ (12件) を見る 16世紀神聖ロー…
ドイツ現代劇、22冊目。ノルウェイ.トゥデイ (ドイツ現代戯曲選30)作者: イーゴルバウアージーマ,Igor Bauersima,萩原健出版社/メーカー: 論創社発売日: 2006/03メディア: 単行本この商品を含むブログ (2件) を見る 「いや、マジさ。何百万っていう人間が…
ドイツ現代劇、21冊目。衝動 (ドイツ現代戯曲選30)作者: フランツ・クサーファークレッツ,Franz Xaver Kroetz,三輪玲子出版社/メーカー: 論創社発売日: 2006/05/01メディア: 単行本 クリック: 1回この商品を含むブログ (1件) を見る あいつには吹き出物が…
ドイツ現代劇、20冊目。文学盲者たち (ドイツ現代戯曲選30)作者: マティアスチョッケ,Matthias Zschokke,高橋文子出版社/メーカー: 論創社発売日: 2006/06メディア: 単行本この商品を含むブログ (2件) を見る なんであなたは人生がどうのこうのと、寝ぼけ…
ドイツ現代劇、19冊目。私たちは眠らない (ドイツ現代戯曲選30)作者: カトリンレグラ,Kathrin R¨oggla,植松なつみ出版社/メーカー: 論創社発売日: 2006/03メディア: 単行本この商品を含むブログ (2件) を見る 「みんな経験してることだよ。ちょっと新鮮な…
ホフマン全集〈1〉カロ風幻想作品集 (1976年)作者: 深田甫出版社/メーカー: 創土社発売日: 1976メディア: ?購入: 1人 クリック: 30回この商品を含むブログ (1件) を見るホフマン全集〈2〉力口風幻想作品集 (1979年)作者: 深田甫出版社/メーカー: 創土社発売…
ミヒャエル・コールハースの運命―或る古記録より (岩波文庫)作者: クライスト,吉田次郎出版社/メーカー: 岩波書店発売日: 1941/06/28メディア: 文庫購入: 4人 クリック: 15回この商品を含むブログ (14件) を見る 馬商人ミヒャエル・コールハースは、公子ウェ…
で、最後に現代劇をと。例のドイツ現代戯曲選、これで18冊目。自由の国のイフィゲーニエ (ドイツ現代戯曲選30)作者: フォルカーブラウン,Volker Braun,中島裕昭出版社/メーカー: 論創社発売日: 2006/06/01メディア: 単行本この商品を含むブログ (1件) を見…
で、次は古典主義劇という名の近代劇ね。タウリス島のイフィゲーニエ (岩波文庫 赤 407-7)作者: ゲーテ,片山敏彦出版社/メーカー: 岩波書店発売日: 1951/11/05メディア: 文庫購入: 1人 クリック: 19回この商品を含むブログ (2件) を見る 「どうにもやむを得…
2001年に出た本なんだけど、もう廃刊になってしまっているらしい。たまたま「日本の古本屋」に出てたから購入できたけど……H.マンの翻訳があるのに買えないとは勿体無い。ごじゃごじゃごじゃ。小さな町作者: ハインリヒマン,Heinrich Mann,山口裕出版社…
ドイツ現代劇、17冊目。タボーリは1914年生まれなので「ドイツ現代戯曲選」シリーズの作者のうちでは一番の年長者か。70〜80歳ころにかけて演出家・脚本家としての最盛期を迎えたというたいへんな晩成型で、90過ぎの今でもバリバリの現役だそう…
というわけで早速読んだミュラーはドイツ現代劇の16冊目。指令 (ドイツ現代戯曲選30)作者: ハイナーミュラー,Heiner M¨uller,谷川道子出版社/メーカー: 論創社発売日: 2006/07/01メディア: 単行本 クリック: 5回この商品を含むブログ (1件) を見る 僕はも…
20世紀屈指の文豪と言われるトーマス・マンだが、『トニオ・クレーゲル』を読んだ限りでは彼の凄さはよくわからなかったんだよね。感傷的なだけに思えて。マリオと魔術師―他一篇 (角川文庫)作者: トマス・マン,竹山道雄出版社/メーカー: 角川書店発売日: 1…
ハインリヒ・マンはかのトーマス・マンの兄なわけだが、知名度はぐっと下がる。そもそも彼ら兄弟が世に出たときから、トーマスが『ブッテンブローク家の人々』で大ヒットを飛ばしたのに対し、ハインリヒの『ウンラート教授』は好事家の間で話題になるにとど…