〇教科書に写実主義の代表みたいな扱いで載ってる作家こそ、実はファンタジー大好きだったりするんだ。
〇フローベール、現代メイドの話の次に中世騎士の話を持ってくるのか……中身はまだ読めてません。
〇ゴンクールの日記を読んで思ったのは、フローベールってのはイメージに反してロマンチストで、かつ、ものすごくいい人だったんじゃないかってことですよ。
〇『金瓶梅』の魑魅魍魎どもを長時間眺めたあとだとだいたいの小説が癒しに感じるかも。
〇『金瓶梅』上巻最後まで。次は二、三年後かなぁ。
〇金瓶梅『三十一回』の笑劇シーンの史料的価値について……は詳しい人に語ってほしい。
〇今日は本は読めてないよ。
〇フィクションにおいては占いは必ず当たる。
〇出ました葡萄棚。金瓶梅でたぶんいちばん有名なポルノシーン。
〇さよなら宋恵蓮。
〇王漁洋の選集をひっぱりだしてぱらぱらと。
〇金瓶梅の第二十五回、宋恵蓮の夫・来旺が浙江から帰る。
〇休みの日こそなにもできない症候群。なんとかしないとと思えば思うほど気鬱になりがち。
〇金瓶梅。李瓶児の件が片づき呉月娘とも仲直りした西門慶、今度は使用人の妻に手を出すの巻。
〇金瓶梅おもしろいけどなかなか読み進めないなぁ。
〇ミツキェーヴィチ『コンラット・ヴァレンロット』、最後まで。
〇読書 ミツキェーヴィチ『コンラット・ヴァレンロット』
時間が経つほどに積読の山は高くなり、反して記憶はあいまいになるばかり。 やはりツイッターよりきちんとログをたどれる形で記録を残しておくほうがいいかと思って、ブログを再開することにした。 あとツイッター疲れもある。聞きたくない話をついつい聞い…
珈琲店・恋人たち (岩波文庫)作者: ゴルドーニ,平川祐弘出版社/メーカー: 岩波書店発売日: 2013/06/15メディア: 文庫この商品を含むブログ (5件) を見る 「なんでまた他人の事を年中喋りまくるのだろう。」 「それはあの方はお頭がごくごく小さいから、自分…
青い脂作者: ウラジーミル・ソローキン,望月哲男,松下隆志出版社/メーカー: 河出書房新社発売日: 2012/08/23メディア: 単行本(ソフトカバー)購入: 6人 クリック: 393回この商品を含むブログ (54件) を見る 大まかにいって三部構成。第一部は、未来シベリア…
都市と都市 (ハヤカワ文庫SF)作者: チャイナ・ミエヴィル,日暮 雅通出版社/メーカー: 早川書房発売日: 2011/12/20メディア: 文庫購入: 7人 クリック: 113回この商品を含むブログ (106件) を見る 東欧に存在する都市国家ベジェルのスラムの広場で、身元不明の…
4月5月はさぼったけど、今月はできるだけ本気出す。 とりあえず注目はベケットの『ゴドー』新書化、といいたいとこだがもう読んでるからなあ。白水社には『モロイ』あたりもぜひuブックスに入れて欲しいところだ。 とりあえず古典戯曲は押さえておく方向…
岩波文庫の赤帯攻勢はまだまだ続く模様。いいぞもっとやれ。 岩波書店 ロート『聖なる酔っぱらいの伝説 他四篇』 ブッツァーティ『タタール人の砂漠』 ムージル『愛の完成 静かなヴェロニカの誘惑』(復刊) アリストパネース『雲』(復刊) 筑摩書房 シェイ…
20日に静岡の掛川花鳥園に行ってきたので、そのとき撮った写真をアップする。 基本的にツイッターに上げたのと同じ内容なので、そっちで見た方はこの記事を読むには及ばない。
河内屋・黒蜴【カゲ】―他一篇 (岩波文庫)作者: 広津柳浪出版社/メーカー: 岩波書店発売日: 1952/09/25メディア: 文庫 クリック: 4回この商品を含むブログ (1件) を見る 収録されている三編の小説はどれも不幸な結婚生活を描いた作品である。 「河内屋」。河…
昔には帰れない (ハヤカワ文庫SF)作者: R.A.ラファティ,R.A. Lafferty,伊藤典夫,浅倉久志出版社/メーカー: 早川書房発売日: 2012/11/01メディア: 文庫購入: 2人 クリック: 32回この商品を含むブログ (27件) を見る わかりきったペテンに手もなくひっかかるの…
岩波と光文社の両方にラインナップされてるイヴリン・ウォーの小説は、邦題こそ異なるけれども、どうやら同一の作品の翻訳らしい。こういう重複ってあるものなのだね。 あとラファティ。なんつってもラファティ。何しろ今回は長編。 岩波書店 ウォー『愛され…
火葬人 (東欧の想像力)作者: ラジスラフ・フクス,阿部賢一出版社/メーカー: 松籟社発売日: 2013/01/23メディア: 単行本 クリック: 22回この商品を含むブログ (17件) を見る 「人間の生涯において確かなものはなに一つない。将来はつねに不確かで、この不確か…
三代 (朝鮮近代文学選集)作者: 廉想渉,白川豊出版社/メーカー: 平凡社発売日: 2012/11/09メディア: 単行本 クリック: 6回この商品を含むブログを見る 植民地時代(1930年ころ)朝鮮のソウルを舞台に、金満一家である趙家の家長(趙令監と呼ばれる。作中…
お待ちかね、岩波文庫リクエスト復刊の季節がやってきたわけだが、今回けっこう赤帯多い。ここには入れてないが緑帯も多く、文芸好きなら楽しみで仕方ないところだろう(何冊読めるかはおいといて)。 あと河出が予定してるチェコの作家の小説が気になる。 …