書物を積む者はやがて人生を積むだろう

和書を積んだり漢籍を積んだり和ゲーを積んだり洋ゲーを積んだり、蛇や魚を撫でたりする。

紀伊国屋書店の「じんぶんや」

 紀伊国屋書店の新宿本店に「じんぶんや」というコーナーがあるそうな。詳しくはリンク先を見るとわかるが、要するにその月の選者になった学者や評論家が推薦する本を置いておくコーナーらしい。で、今月の選者は沼野充義センセイ。
 ネット上でも推薦書目のリストが閲覧できる。よい読書案内になっているので是非見て欲しい。『百年の孤独』『ロリータ』『悪童日記』を除くほかはかなりマイナーな、しかし優れた作品が選ばれているので、きっと見知らぬ名作に出会えるはずだ。
 私としては、ラファエル・コンフィアン『コーヒーの水』が気になった。今度書店で探してみようと思う。