書物を積む者はやがて人生を積むだろう

和書を積んだり漢籍を積んだり和ゲーを積んだり洋ゲーを積んだり、蛇や魚を撫でたりする。

教育実習中です

 残り三日。なんかもうふらふらでろくに本が読めてません。とはいうものの考えてみれば、高校生時代と少し似た生活を送ってるわけで、高校三年生のころはそれなりに読めてたんだから、いままるで読めないというのは私の体力が減退した証拠だろうなあ。
 アーサー・ミラー『るつぼ』は読了ずみ。一気に読んだほうが楽しめそうなこの一冊、短い通学時間の間に少しずつ読む読み方はもったいなかった。それでも充分な迫力を感じられたのはさすが。近々再読。
 古龍『辺城浪子』。これなら疲れていようが読めるだろうと思ったけどだめだった。何日もかけて武侠小説の一巻目が読みきれないとか、集中力が足りなすぎる。
 無名氏『天豹図』、久々の中国語小説、実習行く前は寝る前にちょいちょいと読み進めてたけど、実習行ってからはとてもそんな余裕がない。
 あと先月の積み残しのベルンハルト『ヘルデンプラッツ』や『新しい太陽の書』の二巻、まだ買ってないカヴァン『氷』とかシュティフター『森ゆく人』とか『閲微草堂筆記』の下巻とか、読みたい本が山積みだけど、……実習終わってからだなあ。