余華とか
今月はあまり買いたい本がないからお金を溜めておこうと思った。そう思ってるときに限って、予期せぬおもしろそうな本が出たりするわけだ。
まずは余華『兄弟』上下巻。これは中国ではけっこう話題になったと聞く。この人の翻訳本が出るのは久しぶりじゃないかな。私は読んだことない作家なので、この期に試してみたい。
- 作者: 余華,泉京鹿
- 出版社/メーカー: 文藝春秋
- 発売日: 2008/06/25
- メディア: 単行本
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あとは藤原書店から出た韓国文学。
- 作者: 宋基淑,金松伊
- 出版社/メーカー: 藤原書店
- 発売日: 2008/05
- メディア: 単行本
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藤原書店といえば、高銀詩集も出したし、またこの秋から黄皙暎の大長編『義賊』を出すとか。今後は韓国文学にも力を入れていく方針なんだろうか。藤原書店なら文学ヲタの期待に背かぬ硬派な韓国小説を出版してくれそうだ。とりあえず李文烈『英雄時代』の翻訳を激しく希望。