オタクっぽく日記を書いてみる

　名駅地下の三省堂にて千野帽子『読まず嫌い。』をぱらぱらと立ち読み。

読まず嫌い。

　その中でリチャードソン『パメラ』が紹介してあって、貞淑なメイドが、彼女を我が物にしようとするご主人の計略から逃れ続ける話だというので、リチャードソンなんか説教くさくてつまらなそうという勝手な思い込みからずっとスルーしてきてたんだけど、オラなんだかすっげぇ読みたくなってきたぞ！

　そのせいか帰りの電車の中で、良家の令嬢とそのメイドによる読書交換日記という電波を受信する。あんまりそういう萌えな文学案内って記憶にないから、やれば受けるかもしれないと勘違いし、その執筆計画と登場キャラの設定をひたすら妄想。そのせいで、昨日は１００ページ読めたゾラの小説が２０ページしか読めなかった。