書物を積む者はやがて人生を積むだろう

和書を積んだり漢籍を積んだり和ゲーを積んだり洋ゲーを積んだり、蛇や魚を撫でたりする。

メキシカンパインスネーク #3

 みなさまごきげんよう、我が家のヘビ週報の時間です。
 ヘビ記事が続いて何のブログだか分からなくなっているけれど、このあと『火炎樹』の感想も書くつもりだし、『碧空の城砦』の1巻もすぐ読めると思うし、何より大本命『平凡物語』が控えているので、今週来週は読書記事をたくさん書けるはず。それまでは「その他の悪癖」関連記事でゆっくりしていってね
 あとはゲーム関連の感想とかも書いて、海外文学とPCゲームと爬虫類の記事が入り交ざる正体不明のブログにしてみたいなどと考えている。
 飼育匹数が増えればペットブログとか立ち上げてもいいんだけど、一匹ではね(あとまともなデジカメ欲しい)。


 閑話休題
 先週末には脱皮及び二週間ぶりの食餌というイベントを無事にすませたので、ようやく胃痛とおさらばしてまったり飼育に臨めそう。

  • 脱皮記録

 全身の色がくすみ、食欲が無くなる(6日にはもう餌を食わなかった)。
 →眼が白濁する(13日に確認)。
 →眼の色が元に戻る(15日に確認)。
 →脱皮(16日昼)。
 というわけで十日仕事で無事に脱皮してくれた。肌の濁りは11日くらいから眼につくようになってきて、眼球も同じく11日くらいには「ひょっとして?」という程度に濁っていた。13日にははっきりと。また13日以降はあんまり水に入っているのは見ていない(それ以前はよく入っていた。普通のヘビは脱皮前はよく水に浸かるらしい)。
 湿度が重要ということで、16日朝には慌てて霧吹きをしてみたりしたけれど、それが功を奏したのか別段必要なかったかはわからない。脱皮殻は綺麗に一本。これ、どう始末しようか。普通にティッシュで包んでゴミ箱か。今後いくらでも手に入るけど、なんか勿体無い気もする。

  • 給餌記録

 2日に置き餌で給餌。6日にピンセットで与えてみたけれど食わず。8日、10日に置き餌したが食わず。その後脱皮の兆候を確認したため給餌自体ストップ。17日朝にピンセットで給餌、成功。初めて生でヘビの口の中を見た。顎を外して大口を開け、餌を飲み込んでいるときのヘビの顔は、普段の端整さとはうってかわって異様、良い感じに気持ち悪くてたいへん面白い。
 ショップに問い合わせてみたとき、「解凍したマウスでヘビの体を撫で回し、怒らせてから顔の前に持っていくように」とのアドバイスだったので、そのようにしてみたらうまくいった。しかし散々突きまわした上、ヘビがマウスをにらんだり、尻尾をふるわせて威嚇したり(ガラガラヘビ以外のヘビも普通にこれをやるらしい。ガラガラヘビほど綺麗ではないが、それなりに音もする)、噛み付いてみたもののすぐ離したり、という行動を見せるのをしばらくこらえて、ようやく食ってくれたのであった。もっとこうあっさり、ぱくりといってくれないものか。
 ネット上の写真や動画では、相手が死体であってもいちおう巻きついて締め付けてから食べるヘビが多いようだが、うちのカルデロン氏はいきなり噛み付いて飲み込み始めた。生まれたときから飼育されているせいか、メキシカンパインヘビは野生でもこうなのか、は知らない。
 食餌後は水を飲んで、しばらくケージ内を徘徊していた。ファジーマウス一匹では不足らしい。次は二匹やってみる予定。

 では一皮剝けて美しくなったカルデロン氏ことメキシカンパインスネークの姿をお楽しみください(ケータイ写真だけどね)。


 脱皮して大きくなった? よくわからない。とぐろを巻くと片手に収まるサイズしかないけど、引き伸ばすと私の片腕くらいはある。大きいのか小さいのかよくわからない生き物だ。
 ところで、海外のフォーラムでこんなのを見つけた。うちのカルデロン氏もこれくらいになってくれれば迫力が出るだろうな。今は一番太いところでやっと親指の付け根くらいというところ。まだ二年は待たなきゃだめか。