マクロットパイソン #8
久々にして今年最後の更新はヘビにしよう。かねてからの念願のうち、今年果たせた唯一のことだから。それにしても、とんでもない大失敗もやらかしてしまったのだけれど……。
次回の更新予定だが、とりあえずマイケル・フレインの『コペンハーゲン』を読み終わってるのでその感想と、ジュネの『女中たち バルコン』はもう少しで終わるのでそれとになる。はず。電車に乗らないと本が読めないね。
来年は卯年だが、ふと思うに、ヘビがウサギを食うというイメージはどこからやって来たのだろう? カイウサギの成体の体重は1〜3kgくらいだそうだが、そんなものを食えるのは2メートル半クラスのニシキヘビくらいじゃないか。少なくとも日本在来種にできるとは思えない。アオダイショウの小さな頭で、どうやってウサギを飲み込むのか? ヨナグニシュウダならあるいは……? いやいや、せいぜい生後数週間くらいのウサギを飲むのが関の山だろう。
この餌マウスの体重が50g弱くらい。マウスだとこれが最重クラスで、これで足りない場合はラットに移行する。ラットだと成体で200gってとこか。いまちょっと調べてみたところでは、カイウサギは種類にもよるが生後二ヶ月そこそこでその倍以上になるらしい。ほんの赤ん坊ウサギ以外はこいつには無理だろうな。
噛み付く場所が悪かったのか、今日はやけに飲み込むのに苦労していた。こいついちおう160cmはあるんだぜ。いやしくも猫眼とピットを備えた正真正銘のニシキヘビなんだぜ。それがマウス飲み込むのに四苦八苦するわけよ。
ヘビがウサギの天敵なんて誰が言い始めたんだ?