2011-01-01から1年間の記事一覧
「ツイッターはやはり甘え」とか言われたのでこっちもぼちぼち更新していくことにする。 とりあえずはペット自慢とかゲームのメモとか「その他の悪癖」部分を書きつづりつつ、ぼちぼち本の感想のほうも書いていこうかなと。
今月、案外ラインナップが濃い。ただし高価な書籍も多いので勘と評判を頼りに選ばなくちゃ、かな。 岩波の月例重版の、『ルネッサンス巷談集』がちょっとおもしろそうなどと思ってる。 岩波書店 スティーヴンソン『マーカイム・壜の小鬼 他5篇』 ヘーベル『…
ツイッターでは元気につぶやいてますが、ほんとは僕生きてるの、それとも死んでるの、とか考え込んだりするほどには気分が落ちてます。それでも読んでればいつか書きたくなる日が来るでしょう。 日本文学だけど、岩波の新刊の山田美妙が気になる。岩波文庫か…
ほどよく涼しくなっていよいよ読書の秋ですな。 私? どうもモチベーションが低下してていけない。ローアー『無実/最後の炎』とコシンスキ『ペインティッド・バード』は読了しておるので近々感想を投下したいところ。 さて今月の目玉は、どうやらすでに刊行…
ゴンクールの日記(上) (岩波文庫)作者: ゴンクール,斎藤一郎出版社/メーカー: 岩波書店発売日: 2010/01/16メディア: 文庫 クリック: 28回この商品を含むブログ (16件) を見るゴンクールの日記(下) (岩波文庫)作者: ゴンクール,斎藤一郎出版社/メーカー: 岩波…
PC復帰したので更新再開。 古典では趙崇祚編集による詞集『花間集』の抄訳が東洋文庫に入る。漢詩と違って日本の人口には膾炙してない詞のアンソロジーが出るのはありがたい。現代文学では、白水uブックスのジャネット・ウィンターソンとか。あと国書の未来…
<東欧の想像力>シリーズ第七巻来るよ! この先もぜひ長く続けてもらわねば。 あとは古本屋でもあまり見かけないクライストの短編集の復刊、これはおさえておかないと。 岩波書店 ジェイムズ『ワシントン・スクエア』 ヘッセ『シッダルタ』 サンド『フラン…
トカゲ飼い始めた。
昔も今も (ちくま文庫)作者: サマセット・モーム,天野隆司出版社/メーカー: 筑摩書房発売日: 2011/06/10メディア: 文庫購入: 2人 クリック: 37回この商品を含むブログ (11件) を見る おれぐらい人生を知るようになったら、よくよくわかるだろうよ。つまり、…
ウィンザーの陽気な女房たち (白水Uブックス (18))作者: ウィリアム・シェイクスピア,小田島雄志出版社/メーカー: 白水社発売日: 1983/10/01メディア: 新書 クリック: 7回この商品を含むブログ (4件) を見る ああ、恋の力は偉大なるかな、ときにはけだものを…
現代中国の作家李鋭の小説が翻訳されるのはこれが初めてかな。文庫で刊行とはありがたいことだ。岩波現代文庫ということで、絶版になった後の入手は困難だろうから、在庫があるうちに入手しておくが吉かと。あとは『紙の民』が気になる。 岩波書店 モーム『…
岩波文庫赤帯では最もレアな本の一つとして知られ、古書店では五冊ぞろい三万五千円などという値段がつくこともあった。このたびの新装復刊はまことにめでたい。にも関わらずネットの反応がいまいち盛り上がっていないような気がする。もっとみなで祝おうで…
四年半のブランク? よくあることですよ。涼宮ハルヒの驚愕 初回限定版(64ページオールカラー特製小冊子付き) (角川スニーカー文庫)作者: 谷川流,いとうのいぢ出版社/メーカー: 角川書店(角川グループパブリッシング)発売日: 2011/05/25メディア: ペーパーバ…
順調に延期され続けているダールグレンだが、とうとう国書刊行会のウェブサイトのトップページに紹介が。今度こそ期待してよいものだろうか。 あと東洋文庫の新刊ってちょっと久しぶりな気がする。 岩波書店 ボルヘス『詩という仕事について』 コンラッド『…
岩波文庫版のカバーに用いられているのは、モームの芝居のポスターの前で悔しげな表情をしているシェイクスピアが描かれた当時の風刺画。そんなに流行ってたのか。夫が多すぎて (岩波文庫)作者: モーム,W.Somerset Maugham,海保眞夫出版社/メーカー: 岩波書…
とりあえず莫言ですね。あとタブッキ。『ねじまき少女』は久々に気になるSF新刊。そうそう、新装復刊の『ストリンドベリ名作集』は持ってない人は他の何を差し置いても必ず購入してようお薦めしますよ。 そしてディレイニーは今度こそ出るのか否か。 岩波…
SF好きでラノベも読むなら『ダブルブリッド』は必読らしいがなにせ巻数がけっこうある。それで二の足を踏んでいたら新シリーズが出たので読んでみた。ひがえりグラディエーター (電撃文庫)作者: 中村恵里加,紺野賢護出版社/メーカー: アスキー・メディアワ…
越女剣 (徳間文庫)作者: 金庸,岡崎由美,林久之,伊藤未央出版社/メーカー: 徳間書店発売日: 2011/04/01メディア: 文庫 クリック: 8回この商品を含むブログ (8件) を見る 中編の武侠小説集。 「白馬は西風にいななく」はカザフで育った少女李文秀の話。李文秀…
ラファティが出るよ! 岩波書店 エリオット『四つの四重奏』 カルヴィーノ『アメリカ講義』 筑摩書房 『ニーベルンゲンの歌』上下 白水社 オラフソン『ヴァレンタインズ』 東京創元社 バラード『殺す』 河出書房新社 ル=グウィン『パワー』上下 フランク『真…
牛 築路 (岩波現代文庫)作者: 莫言,菱沼彬晁出版社/メーカー: 岩波書店発売日: 2011/02/17メディア: 文庫購入: 4人 クリック: 28回この商品を含むブログ (14件) を見る 「この若者は志が低いな。俺は今年六十八、お前の父親より一つ年上なんだぞ。先に寝て、…
これで何回目だかの脱皮も無事終了。今回は一本脱ぎとはいかなかったものの、わりと綺麗に脱皮できていた。霧吹きの回数を増やした成果か。やはり空気中の湿度は重要らしい。見るからに湿地棲っぽい色彩なんだけど、思いのほか水に浸かることが少ないからな…
とうとう出るか『ダールグレン』。そして未来の文学第三期のラファティ刊行はいつになるのか(未来の文学第三期のラインナップって、07年くらいにはもう発表されてたような……?)。 岩波書店 サルトル『自由への道(6)』 シュティフター『ブリギッタ・森…
バウドリーノ(上)作者: ウンベルト・エーコ,Umberto Eco,堤康徳出版社/メーカー: 岩波書店発売日: 2010/11/11メディア: ハードカバー購入: 6人 クリック: 103回この商品を含むブログ (43件) を見るバウドリーノ(下)作者: ウンベルト・エーコ,Umberto Eco…
二つの伝説 (東欧の想像力)作者: ヨゼフシュクヴォレツキー,Josef Skvoreck´y,石川達夫,平野清美出版社/メーカー: 松籟社発売日: 2010/11/10メディア: 単行本 クリック: 16回この商品を含むブログ (5件) を見る ナチとその後の共産主義政権下でのジャズにつ…
莫言とラシュディが出るよ! あとゴンチャロフの断崖が完結。 岩波書店 ゴンチャロフ『断崖(5)』 莫言『牛 築路』 ゴーゴリ『検察官』(以下復刊) ボズウェル『サミュエル・ヂョンスン伝』全三巻 『対訳 ジョン・ダン詩集』 ゲエテ『親和力』 アンデルセ…
四人の申し分なき重罪人 (ちくま文庫)作者: G.K.チェスタトン,西崎憲出版社/メーカー: 筑摩書房発売日: 2010/12/10メディア: 文庫購入: 1人 クリック: 37回この商品を含むブログ (22件) を見る しかし、わたしは言う。庭にはつねに禁断の樹を植えるべきだと…
http://blog.livedoor.jp/goldennews/archives/51586752.html このまとめを見ていて、岩波文庫へのイメージが古いまんまな人が多いように感じたので、90年代以降に出た、比較的とっつきやすそうな岩波文庫を羅列してみる。赤帯オンリー。 というかこういうス…
やっぱマコーマックかなあ。『ほとんど記憶のない女』は単行本が出たときはかなり話題になっていて気になってたのでuブックス入りは嬉しい。 岩波書店 ゴンチャロフ『断崖(4)』 パス『弓と竪琴』 白水社 デイヴィス『ほとんど記憶のない女』 国書刊行会 …
お久しぶり。書き方忘れてしまったよ。女中たち バルコン (岩波文庫)作者: ジャン・ジュネ,渡辺守章出版社/メーカー: 岩波書店発売日: 2010/12/17メディア: 文庫購入: 2人 クリック: 45回この商品を含むブログ (18件) を見る そうとも、冗談なんか言ってもら…