書物を積む者はやがて人生を積むだろう

和書を積んだり漢籍を積んだり和ゲーを積んだり洋ゲーを積んだり、蛇や魚を撫でたりする。

 この夏は日本文学の読書を増やそう、と思い、稲垣足穂一千一秒物語』、谷崎潤一郎武州公秘話』、三島由紀夫『絹と明察』、飛浩隆『グラン・ヴァカンス』を買ってきた。特に真ん中二人はこれまで食わず嫌いしてきたけど、まあともかく読んでから判断しようというわけ。