書物を積む者はやがて人生を積むだろう

和書を積んだり漢籍を積んだり和ゲーを積んだり洋ゲーを積んだり、蛇や魚を撫でたりする。

買書録

言うなかれ

莫言の新刊『転生夢幻』上下巻を購入。莫言の作品の中ではおそらく最長の小説。傑作だということは、うん、読む前から分かっているよ。さて、楽しみを後にとっておくなんてことはしないで、早速読み始めよう(期末地獄も一段落し、ロマサガ3もクリアしたこ…

読書がいっこうはかどらないにもかかわらずブックオフへ行ってみる。李文烈『われらが歪んだ英雄』が買えてホクホク。ほかにルキヤネンコ『ナイトウォッチ』、ラーゲルクヴィスト『バラバ』、ルキアノス『神々との対話』など。 ……とりあえず、いま読んでいる…

今月の新刊などいろいろ

気まぐれでいまさらスーパーファミコンなんぞ引っ張り出したのが運の尽き。寝る時間読む時間を削ってレトロゲーやってますが何か? それでも買う。リョサ『楽園への道』、サローヤン『わが心高原に ほか』、グレイ『哀れなるものたち』、古龍『マーベラス・…

買い物始め。

古本はジャム『三人の少女』とブラッドベリ『とうに夜半を過ぎて』。新刊として、林トモアキ『戦闘城塞マスラヲ』の三巻と、今月用のシェイクスピアとして『ジョン王』『シンベリン』。

エーコとパムク

いつまで経っても邦訳が出ないので、専門書を買うついでにエーコ『バウドリーノ』とパムク『白い城』の中国語訳版を取り寄せ。 これらを読み終わるのと、日本語訳が出るのと、どちらが先かね……。 中国語の訳本は、他にユゴー『笑う男』、漱石『吾輩は猫であ…

やっと出たナイポール『自由の国で』

ナイポールのブッカー賞受賞作『自由の国で』、ジュンク堂にて購入。『中心の発見』以来四年ぶりのナイポール・コレクションの続刊。巻末の案内によると、次巻は『読むということ、書くということ』、08年2月発売予定とか。こっちは小説論なのかな? 海外…

今日は新刊。クライスト『ミヒャエル・コールハースの運命』、レグラ『私たちは眠らない』、レム『エデン』、バリッコ『絹』を購入。 あとナイポール『自由の国で』だが、AmazonやBK1にも登録されていて、草思社のウェブサイトでも最新刊に挙げられている…

で、三重まで行ったからには、当然普段行けないブックオフへも行ってみたわけで。 ロランス『その腕の中で』、清野静『時載りリンネ!』、リー『熱夢の女王(上)』、古龍『楚留香 蝙蝠伝奇』、モリスン『ジャズ』、チェスタトン『木曜の男』、シェイクスピ…

フラバル買った。

フラバル『あまりにも騒がしい孤独』、レッシング『生存者の回想』購入。名古屋では「東欧の想像力」シリーズ前巻のキシュ『砂時計』がどの書店にも入荷しなかったので、『あまりにも騒がしい孤独』もネットに注文しなきゃならんかな、と思っていたが、ジュ…

レムの『エデン』

スタニスワフ・レムの『エデン』と『宇宙創世記ロボットの旅』が復刊したらしい。エデン (ハヤカワ文庫SF)作者: スタニスワフレム,小原雅俊出版社/メーカー: 早川書房発売日: 1987/11メディア: 文庫購入: 2人 クリック: 31回この商品を含むブログ (25件) を…

マラーニ『通訳』さっそく買った。それと今月分のシェイクスピアとして『終わりよければすべてよし』『尺には尺を』。ブックオフでは『ドストエフスキー後期短篇集』、ヴェルヌ『チャンセラー号の筏』、冲方丁『マルドゥック・ヴェロシティ』の一巻を見つけ…

古本何冊か

『ラナーク』読書中。とりあえず値段分の価値はあるよ。 ネットにてH・マン『小さな町』、アッカー『ドン・キホーテ』。ブックオフにてノーテボーム『これから話す物語』、ブックマーケットにてシェリダン『悪口学校』。 ブックオフでノーテボームを見つけ…

『ラナーク』げっと。 今は『居酒屋』を読んでいるところ。これと『恋の骨折り損』を読み終わったら『ラナーク』に入る予定。

ジュンク堂の秋の読書くじ

10月末『迷宮の将軍』や『灯台守の話』を買ったときにもらったジュンク堂の読書くじが当たりだったので景品をもらいに行く。 当たりと言っても、三万人対象のトランプしおりだけどな。 景品をもらうだけというのもなんなので、ついでにシェイクスピア『恋…

シマウマ書店にて『ロシア・ソビエト文学全集33』(エレンブルグ『雪どけ』、ワレシフスカヤ『虹』を収録)、ブックオフにてコーヴラール『妖精の教育』、ロアルド・ダール『あなたに似た人』。その他、さるツテから譲ってもらった(有償だけど)本が何冊…

なかなか『迷宮の将軍』の読書が進まないんだが、それは今はさておき。 あまりにも騒がしい孤独 ボフミル フラバル(著) - 松籟社 | 版元ドットコム(【集え】文学板―情報―スレッド 2【文殊】より) 上記サイトによると、フラバル『あまりにも騒がしい孤独』…

前にアラバールに関するエントリを書いたところ、コメントでid:inmymemoryさんが「(アラバールは)ハイナー・ミュラーに近い」とおっしゃっていたので、さっそくミュラー『指令』を買ってきた。『ハムレットマシーン』は資金の関係で後回し。 あとブックオ…

散財って楽しいよね

ガルシア・マルケス『迷宮の将軍』、ウィンターソン『灯台守の話』、佐藤哲也『ぬかるんでから』、冲方丁『オイレンシュピーゲル』『スプライトシュピーゲル』のそれぞれ三巻。さらにアラバール戯曲集を古書店に発注して到着待ち。 期待の『灯台守の話』なん…

ハインリヒ・マンとか

ハインリヒ・マン『ウンラート教授』、ソル・フアナ『知への賛歌』購入。ついでにブックオフに寄り、シンボルスカ『終わりと始まり』、アダムス『ほとんど無害』を買った。

戯曲祭りは本日はお休み。いや、ゴルドーニを読むつもりだったんだが、朝方無性に眠くって、まるで読めなかったのでね。祭りの今後の予定だが、ゴルドーニとハウプトマンを読んだら、2年以上積読しているコングリーヴ『世の習い』を。その次は、そうさな、…

ようやくベケットを

伯母夫婦から図書カードをいただいたので、買おう買おうと思いながらずっと買ってなかったベケット『ゴドーを待ちながら』を購入。ついでにシュヴァープ『魅惑的なアルトゥール・シュニッツラー氏の劇作による魅惑的な輪舞』も買った。

ひさびさの古書店あるき

授業が休講になったのでその時間を使って百万文庫へ行く。 「ドイツ現代戯曲選」にシュニッツラー『輪舞』のパロディがあるので、それを読むために『輪舞』を読んでおきたかったのと、ここのところハウプトマンが気になっているので、それを探そうかと思って…

動物寓話集 他 (バルザック幻想・怪奇小説選集)作者: オノレ・ドバルザック,私市保彦,大下祥枝出版社/メーカー: 水声社発売日: 2007/10メディア: 単行本購入: 1人 クリック: 3回この商品を含むブログ (4件) を見るバルザック幻想・怪奇小説選集の第5巻。早…

ゴーゴリとかいろいろ

ゴーゴリ『ペテルブルグ物語』(群像社)。「ネフスキイ大通り」「鼻」「外套」の三篇を収めたもの。「鼻」「外套」のセットはいろいろな本があるが、「ネフスキイ大通り」はこれにしか入ってないので、ちと高価だが買ってみた。 あとブックオフでペトロニウ…

ネット書店に注文しておいたマルトゥレイ『ティラン・ロ・ブラン』が届く。さて、重すぎて電車では読めない本だし、家でゆるゆる読み進めていくか。

ポレシュ『餌食としての都市』。現代ドイツ戯曲選30の第10巻。 それとブックオフで三島由紀夫『花ざかりの森・憂国』(カバーデザインが最低)、竹宮ゆゆこ『とらドラ4!』(3巻は見つからなかった。新刊書店へ行くか)、谷川流『学校を出よう!』の1…

『ティラン・ロ・ブラン』を探しにジュンク堂へ行ったが見つからなかった。そのあと三省堂、星野書店、丸善、マナハウスとまわったがどこでも見つけられず。仕方ないからネットで注文することにしよう。 帰りがけにブックオフへ寄る。シェイクスピア『十二夜…

同輩の皆既日食さんがすすめていた冲方丁『ばいばい、アース』だが、今月から角川文庫で四分冊で復刊・刊行される。今月はその第一巻が発売されたので、とりあえず買ってきた。『オイレンシュピーゲル』『スプライトシュピーゲル』の三巻ももうじき出るだろ…

先日手持ちが足りなくて買いそびれたアヌイ『ひばり』購入。 ――ハヤカワ演劇文庫、高いよなぁ。

ヴェルヌ『海底二万里(下)』、ガスカール『けものたち 死者の時』、ルルフォ『ペドロ・パラモ』。さらにアヌイを買おうとしたら手持ちが100円ほど足りなくなった(泣)。――財布の中身は買い物の予定にきっちり合わせておきたいもの。