書物を積む者はやがて人生を積むだろう

和書を積んだり漢籍を積んだり和ゲーを積んだり洋ゲーを積んだり、蛇や魚を撫でたりする。

 戯曲祭りは本日はお休み。いや、ゴルドーニを読むつもりだったんだが、朝方無性に眠くって、まるで読めなかったのでね。祭りの今後の予定だが、ゴルドーニとハウプトマンを読んだら、2年以上積読しているコングリーヴ『世の習い』を。その次は、そうさな、シェイクスピア『リチャード二世』『テンペスト』あたりと、『チャペック戯曲全集』をちまちま読み進めようかと思っているところ。
 俺しか楽しんでないお祭りはまだまだ続くよ。

 で岩波文庫の新刊、ヘンリー・ジェイムズ『大使たち(上)』を購入した。ヘンリー・ジェイムズは、『ねじの回転 デイジー・ミラー』が積読中。
 それと刊行が少し遅れていたハインリヒ・マンウンラート教授』が出たよし。

ウンラート教授―あるいは、一暴君の末路

ウンラート教授―あるいは、一暴君の末路

 2310円かあ……あいかわらず、こういう売れそうもない本をそこそこの廉価で出してくれる松籟社はありがたい出版社だよなあ。

 新刊ではないけどもう一冊。今月白水社から『灯台守の話』が出版されるジャネット・ウィンターソンだが、5月にも英宝社というところから作品が出ていたらしい。

パワー・ブック

パワー・ブック

 書評サイトやブログではぜんぜん話題にならなかったし、本屋にも置いてないから知らなかった。そのうち買おう。