書物を積む者はやがて人生を積むだろう

和書を積んだり漢籍を積んだり和ゲーを積んだり洋ゲーを積んだり、蛇や魚を撫でたりする。

買書録

ノーベル賞二人

定期券の期限が切れて名古屋へ行けないので、ネット書店でナイポール『魔法の種』と、ついでにイェリネク『汝、気にすることなかれ』を購入。

スティーヴンスン『新アラビア夜話』(光文社古典新訳文庫)

ついでに熱田と新瑞橋のブックオフに寄った。新瑞橋のブックオフでちくま文庫の『泉鏡花集成』の7巻を見つけたので購入。折角なので「雪霊記事」という20ページくらいの短篇を読んでみたけど、うーむ、やはりこの文章。これはうっとりするわ。文章の美し…

三省堂にて ムアコック『軍犬と世界の痛み』 あと、ブックオフにて レ・ファニュ『吸血鬼カーミラ』

カルヴィーノ『魔法の庭』 トポール『幻の下宿人』 山形石雄『戦う司書と追想の魔女』 海原零『薔薇色にチェリースカ』あと、金沢へ行ったおりに古本屋で買った本 『対訳 堤中納言物語』 モラーヴィア『無関心な人びと』上下

岐阜の古本屋

母校に用があったので、久々に岐阜の街を訪れた。ついでに岡本書店と我楽多書房にも寄ってみた。もう五年ぶり近いな。岡本書店にて久生十蘭『魔都』、我楽多書房にてヘッセ『ガラス玉遊戯』、ムージル『愛の完成/静かなヴェロニカの誘惑』、瞿佑『剪燈新話…

三省堂にて、岩波の新刊のヴェルヌ『海底二万里(上)』、戦う司書シリーズ第4巻の山形石雄『戦う司書と神の石剣』、評判がよさそうだったので竹宮ゆゆこ『とらドラ!』を買った。

夏目漱石『行人』をブックオフで購入。

この夏は日本文学の読書を増やそう、と思い、稲垣足穂『一千一秒物語』、谷崎潤一郎『武州公秘話』、三島由紀夫『絹と明察』、飛浩隆『グラン・ヴァカンス』を買ってきた。特に真ん中二人はこれまで食わず嫌いしてきたけど、まあともかく読んでから判断しよ…

噂に名高きエレンブルグ『トラストDE』げっと。出版元の海苑社ではすでに品切れになっているが、AmazonやBK1ではまだ注文できるらしいのでお早めに(古本もそこそこ出ているが)。それとレチフ『パリの夜』も購入。これは岩波の夏の一括復刊。 あとワト…

ウニタ書店にてマイエンブルク『火の顔』購入。ドイツ現代戯曲選の第1巻。

ムアコック『剣のなかの竜』購入。「エレコーゼ」シリーズの完結篇。

掲示板でちょうど馬琴の話をしていたところだったわけだが、昭和初期に出た「近代日本文学大系」というシリーズに『曲亭馬琴集』2巻があって、『頼豪阿闍梨怪鼠伝』『俊寛僧都嶋物語』『三七全伝南柯夢』などのいくつかの中篇が入っていると知り、さっそく…

ジュンク堂書店にて<未来の文学>シリーズの新刊ベスター『ゴーレム100』と、ハヤカワ文庫のマーティン『王狼たちの戦旗(4)』を購入。 で『ゴーレム100』だけど、ぱらぱらめくってみただけで異様な空気がばりばりと伝わってくる。<最狂>という帯…

文芸サークルのΚに連れられて今池のウニタ書店へ行ってきた。小規模書店ながら文系ガチガチのむちゃくちゃ濃い品揃え。最近うちのサイトでもしばしば取り上げている「ドイツ現代戯曲選」が、なんと店頭に全巻揃っていた。このシリーズが全巻揃ってるとこなん…

塩釜口にある古書店・パウゼ塩釜へ行ってきた。目当てはブローク『薔薇と十字架』だったけど、店頭で『バロック演劇名作集』を見つけてこちらも衝動買いしてしまった(スペイン演劇にもご無沙汰)。あと名大生協で岩波の新刊のジョイス『若い芸術家の肖像』…

生協で岩波書店15%オフフェアをやっていたので、とりあえず、買うかどうか迷っていた先月の新刊『アーネスト・ダウスン作品集』を購入した。

ムアコック『ギャラソームの戦士』購入。ブラス城年代記シリーズの第二部。

ハヤカワ名作セレクションで復刊されたワトスンの短篇集『スロー・バード』を購入。いつの間にかSF短篇集の積読がかなり溜まってしまっている。消化せねば。 それと、ドイツ現代劇のハントケ『私たちがたがいをなにも知らなかった時』とシュトラウス『公園…

ブックオフでアダムス『宇宙クリケット大戦争』、山形石雄『戦う司書と恋する爆弾』、冲方丁『マルドゥック・スクランブル』の1巻と3巻を購入(2巻だけ見つからなかった)。

エムシュウィラー『すべての終わりの始まり』購入。寝る前に一篇か二篇ずつ読むとちょうど良さそうだ。

マーティン『王狼たちの戦旗(3)』、ワイルダー『わが町』、中村九郎『樹海人魚』を購入。 ハヤカワ演劇文庫、現代戯曲を文庫サイズで提供してくれるのはありがたいんだが、しかしこのページ数でこの値段はやはり高いよなあ。ハヤカワはほかにイシグロ『充…

シマウマ書房にてジャン・パウル『陽気なヴッツ先生』、『新集 世界の文学23』を購入。『世界の文学23』はアナトール・フランス『ペンギンの島』を読むために買った(『ペンギンの島』の単行本は戦後になってからは刊行されていない)。

ムアコック『黒曜石の中の不死鳥』購入。

名古屋の古書即売会に行ってエーヴェルス『魔法使いの弟子』を購入してきた。目録にオルランド『皇帝に捧げる乳歯』が挙がっていたので欲しかったのだが、私が行ったときにはもう売れてしまっていた。無念。やはり昨日のうちに行っておくべきだったか。

張系国『星雲組曲』とバルザック『アネットと罪人』を購入。あと、ブックオフでソルジェニーツィン『収容所群島』全6巻、ろくごまるに『食前絶後!!』、秋田禎信『閉鎖のシステム』、長谷敏司『円環少女』2・3巻、ジュースキント『香水』、シュニッツラ…