書物を積む者はやがて人生を積むだろう

和書を積んだり漢籍を積んだり和ゲーを積んだり洋ゲーを積んだり、蛇や魚を撫でたりする。

新潮文庫の100冊 2007

どれだけ読んでる? 新潮文庫の100冊 2007 | こばんばこ
どれだけ読んでる? 新潮文庫の100冊 2007 - りつこの読書と落語メモ
 りつこの読書メモで見つけた新潮文庫の100冊既読チェック。


 実は私、アンチ新潮である。21世紀に入っても古典名作翻訳の分野でファインプレーを連発している岩波に比べ、新潮の海外古典は目録落ちが増える一方。現代名著の文庫化にも見るべきものは少なく、増して日本の現代文学なんて読む気も起きないものばかり。そう、サプライズが少ないんだこの出版屋は。


 言い訳終わり。じゃあ恥をさらそうか。

  • 読了冊数:6/105冊

 この数字は新潮文庫で読んだものだけで、他の文庫や青空文庫で読んだものを加えるともう少し増えるけど、それでも全体の15%くらい。ちなみに【現代文学】【エッセイ・ノンフィクション】は全滅。はっは、いかに私が本を読んでないかわかるってもんだよね。

 以下、未読の一部をカミングアウト。
×001.夏目漱石『こころ』 
×007.太宰治人間失格
×011.谷崎潤一郎痴人の愛
×012.三島由紀夫金閣寺
×073.ヘッセ『車輪の下
×084.ルイス・キャロル不思議の国のアリス』 
×086.サン=デグジュペリ『星の王子さま』 
 漱石とキャロルとサン・テグが未読なのはとりわけまずいと思いつつ。太宰なんかは読む時期を逸してしまった気がするんだけど、スれたガキが読んでも面白いものなんかね? ヘッセは『荒野のおおかみ』が気になるけど、『車輪の下』は読む気がしない。