今月注目の海外文学新刊・新刊予定リスト

　１１月はぜんぜん本が読めなかったので、今月こそは。
　さて今月の新刊はと。河出から出るジュネが気になるかな。この人はずっと読みたいと思いつつわき目で眺めていたので、これを機会に。河出からはエムシュウィラーの長編も出る。あとは岩波の黄翛暎と。岩波文庫ではモリエールの作品が一通り復刊されるらしいので持ってない作品はこの機にそろえておくと吉かも。個人的には『病は気から』いちおし。それと白水社からユルスナールの新装版が出るけど、値段は上がってしまうので、旧版が店頭に並んでいるうちに購入しておいたほうがいいかもしれない（なんで値上げするかねえ……むしろｕブックスに入れてほしいくらいだが）。

• 岩波書店
  • パヴェーゼ『月と篝り火』
  • 黄翛暎『パリデギ』
  • 『李商隠詩選』
  • ゴールズワージー『りんごの木 人生の小春日和』（以下復刊）
  • 『セルバンテス短篇集』
  • モリエール『いやいやながら医者にされ』
  • モリエール『スカパンの悪だくみ』
  • モリエール『女房学校　他二編』
  • モリエール『タルチュフ』
  • モリエール『町人貴族』
  • モリエール『守銭奴』
  • モリエール『孤客』
  • モリエール『病は気から』
  • モリエール『ドン・ジュアン』
• 筑摩書房
  • ハイヤーム『ルバイヤット』
• 平凡社
  • ヴァンバ『ジャン・ブラスカの日記』
• 早川書房
  • ギブスン『スプーク・カントリー』
  • ムーン『くらやみの速さはどれくらい』
• 東京創元社
  • オブライエン『金剛石のレンズ』
• 河出書房
  • ジュネ『花のノートルダム』
  • イーガン『TAP』
  • エムシュウィラー『カルメン・ドッグ』
  • ダンテ『神曲　煉獄篇』
• 松籟社
  • シュティフター『書き込みのある樅の木』
• 光文社
  • フィッツジェラルド『若者はみな悲しい』
• コーエー
  • 古龍『マーベラス・ツインズ契（４）』
• 徳間書店
  • 金庸『鹿鼎記（１）』