マクロットパイソン #2
この記事書くの気が滅入る……どうも、我が家のヘビ週報の時間です。
マクロットパイソンは脱皮した。
メキシカンパインスネークは脱走した。
部屋はエアコンのために閉め切っているので外に逃げられる可能性はない。だから私の部屋のどこかにいるはずなんだが、寝る以外の用途に使っていなかった部屋なので、家族が普段使わない旅行鞄が置いてあったり、昔の服を入れてある箪笥があったりと、ヘビの隠れる場所がものすごく豊富(特に箪笥は移動不可能なので、これの裏に逃げ込まれると捕獲できない)。よって捜索による発見は不可能と判断。ネットの記事を参考に捕獲トラップをしかける。あとは……待つしかないな……。
断食には強いので当分は大丈夫だろうが、そのうち夜になると温度が下がってくるようになるし、そうなるとまずい。タイムリミットは二ヶ月というところだろうか? なんとか無事に見つけたい。
順番から言って今週はマクロットパイソンのプラムたんのことを書く。来週はあいつのことを書きたい。
給餌写真。これは11日に撮影したもの。餌を見せるとすぐ飛びついてくるので楽なことこの上ない。(背景部分で消してるのはゴミ袋。市のマークがついているので、私の居住地がばれる。まあ市がばれたくらいじゃ大した事無いかもしれないけど、いちおう念のため)
18日撮影。脱皮前の様子。眼が少し白濁しているのがお分かりか。ちなみに20日に餌を与えたら普通に食べた。カルデロン氏は脱皮前十日くらい食わないのに、プラムたんは二日前でも行ってしまう。
写真で見ると灰色っぽく見えるヘビだが、生で見ると思ったより黄色い。腹側だけでなく背中側もけっこう黄色がかってみえる。きたない金色というか。光を浴びるとぎらぎら虹色に反射するので、美しいような気もする。
ヘビという動物は嗅覚と振動感知を頼りに生きていて(ボア、ニシキヘビ、クサリヘビはピットによる赤外線感知も含む)、視力はあまり発達していないと言われるが、ケージをのぞきこむとよく眼が合う。視力が弱いといっても、ほとんど見えていないということではないようだ。
先日こやつをハンドリングしてたら、にわかに鼻ちょうちんを膨らませたので、カルデロン氏の件で笑ってる場合じゃないにもかかわらず、思わず笑ってしまった。ニシキヘビが鼻ちょうちんって。いや笑ってる場合じゃない。鼻ちょうちんを膨らますというのは鼻が詰まってるということで、どう考えても良いことじゃない。以前獣医の先生には呼吸はそんなにおかしくないし餌食いが落ちなければ心配いらないといわれたが、プラムたんを病院に連れて行ったときは雨が降っていたから、湿度が高くてたまたま調子よかったということもありうるかもしれない。また近いうちに動物病院へ行かないと。