書物を積む者はやがて人生を積むだろう

和書を積んだり漢籍を積んだり和ゲーを積んだり洋ゲーを積んだり、蛇や魚を撫でたりする。

マクロットパイソン #3

 ヘビ週報の時間です。
 さて今週は餌もやってなければ糞もしてないし、脱皮なんてこないだしたばっかりだからするわけもなく(ほぼ成体のマクロットパイソンの脱皮周期はどれくらいなのだろう。次は半年後だったりするのだろうか)、噛み付きについては先週書いたし(要するに怒らせなければいいんである。どんな動物だってそうなのだろうけど)、本当に水換えくらいしか世話してない。いや成体のニシキヘビって実に手間要らずです。そのぶん書くことも……。
 以下写真あり。


 飼育ケージの枠と重なってしまってわかりにくいが、自分の尻尾を見つめるプラムたんの図。もうちょっとでウロボロス。この尾をピンセットでつまんで目の前でぶらぶらさせたら、餌と間違えて飛びかかってリアルウロボロスになるんじゃないかしらと思ったが、いくらヘビとはいえまさかそこまでアホの子でもあるまい。
 まさかね。
 試さないよ? どうせそんなことした私の手に噛み付いてくるだろうから。尾をつかまれるのはストレスになるらしいし。

 ほかの動物ではありえないポーズが取れる。これがヘビの魅力のひとつ。身体を伸ばすとこんななのに、とぐろ巻いてるときに見ると全然狭そうには見えない不思議。

 顔のアップ。ピットと猫目のせいでかなりの悪党面に見える。明るいから猫目だが、暗いときは嘘みたいに瞳が広がる。まぶたのないこの動物の、わかりやすい表情変化のひとつ。……それにしても、ガラスケージごしに撮影すると、いろいろと余計なものが写るなあ。ヘビの体面にうっすら座布団とか写ってるし……。