2012-01-10 1月刊行予定の海外文学チェックリスト 注目の新刊 目玉はもちろん河出のブルガーコフ『犬の心臓』復刊。岩波文庫の赤帯もなかなか充実。『わたしの名は赤』は早くも新訳登場&文庫化。白水社から出るシモンも気になる。あと、平凡社ライブラリーがなぜかポルノに走ってるが、この先もそうした作品を出していくのだろうか。 岩波書店 フォークナー『アブサロム、アブサロム!(下)』 ゴールドスミス『ウェイクフィールドの牧師』 『フランシス・ジャム詩集』 ヴィットリーニ『シチリアでの会話』(復刊) 平凡社 サド『ジェローム神父』 クリーランド『ファニー・ヒル』 白水社 ギンズブルグ『マンゾーニ家の人々』上下 シモン『農耕詩』 国書刊行会 ウッドハウス『ジーヴスとねこさらい』 早川書房 パムク『わたしの名は赤』上下 河出書房新社 ブルガーコフ『犬の心臓』 ソンダグ『夢の賜物』 クンデラ『出会い』 光文社 ブラックウッド 『秘書綺譚 ブラックウッド幻想怪奇傑作集』