ジョージ・R・R・マーティン『王狼たちの戦旗 2』
この巻の見所はやはり、美人の女騎士が二人登場するところだろう。一人はレンリー・バラシオンの近衛騎士になるブリエンヌ。そしてもう一人は、この巻で一番インパクトがある人物といってもいいアシャ・グレイジョイ。こんなすごい娘がいれば、長いことよそへ人質に行っていた息子なんざどうでもよくなるだろう。というわけで、バロン・グレイジョイのシオンに対する扱いの悪さに大いに納得がいったのであった。気の毒なシオン。
物語自体は、次巻へ向けての準備みたいな印象がある。第3巻はきっと盛り上がるだろう。てか、ブリエンヌとアシャが盛り上げてくれるに違いない。
王狼たちの戦旗〈2〉―氷と炎の歌〈2〉 (ハヤカワ文庫SF)
- 作者: ジョージ・R.R.マーティン,George R.R. Martin,岡部宏之
- 出版社/メーカー: 早川書房
- 発売日: 2007/04
- メディア: 文庫
- 購入: 1人 クリック: 12回
- この商品を含むブログ (25件) を見る