山形石雄『戦う司書と追想の魔女』
それからシリーズ第五巻。今回、最強の武装司書ハミュッツを追い詰めるのは、正義感強さのあまり叛逆した武装司書ヴォルケンと、そして何の力もないオリビア。これまでの巻の中で一番盛り上がったかも。オリビアを憎らしいキャラとして描いておきながら、終盤では彼女がハミュッツからなんとか逃げ切れぬものか、と手に汗握らされてしまう。このあたりの作者の力量には感服。もう少しで最新刊に追いつけるし、次も近々読む。
戦う司書と追想の魔女 (戦う司書シリーズ) (スーパーダッシュ文庫)
- 作者: 山形石雄,前嶋重機
- 出版社/メーカー: 集英社
- 発売日: 2006/12/20
- メディア: 文庫
- 購入: 2人 クリック: 17回
- この商品を含むブログ (68件) を見る