書物を積む者はやがて人生を積むだろう

和書を積んだり漢籍を積んだり和ゲーを積んだり洋ゲーを積んだり、蛇や魚を撫でたりする。

とうとう

 地元の本屋から早川文庫と創元文庫が消えてしまった。
 これで海外文学文庫は新潮文庫の一部と光文社古典新訳文庫が残るのみ(それもドストエフスキーなどの人気作家だけ)。
 いやまあ、この店ではライトノベルくらいしか買わないから、私自身は別にいいんだけどね。でもなー、この状況はまずいよなー。海外文学ファンになるには、「都会の大型書店が利用可能であること」っていう条件が必要なわけだもんなー。
 海外文学ファンになってしまったら、通販でもなんでも手はあるんだが、なるためには翻訳本を手にとってもらわなきゃならないわけで。
 もう新規の翻訳小説ファンは都会からしか出ないのかもわからんね。あとは、まだそれなりに売れてるらしい光文社にがんばってもらうしか。