書物を積む者はやがて人生を積むだろう

和書を積んだり漢籍を積んだり和ゲーを積んだり洋ゲーを積んだり、蛇や魚を撫でたりする。

11月注目の海外文学新刊予定リスト

 海外文学当たり月の様相ですな!
 個人的に注目はハンガリーの作家エステルハージ・ペーテルの『ハーン=ハーン伯爵夫人のまなざし』と中世アラブの語り物『マカーマート』。あとは中公文庫に続いて筑摩からも出るオースティン『説得』、噂に聞くSF名作『エンジン・サマー』、最初期のミステリー小説のひとつ『ルルージュ事件』、なぜか唐突に復刊文庫化されるらしいショーロホフの中篇『人間の運命』といったところ。