１２月注目の海外文学刊行予定リスト

　えーと、今月の注目株は、と。まずは藤原書店から出るパムク『白い城』かな。これまでに出た『私の名は紅』『雪』に比べると短い作品なんで、パムク未読の人はこれから入ってみるのも良いかと。あとはid:BaddieBeagleさんのところで知ったのだけれど、ファルク・リヒターの戯曲が論創社から出るんだそうだ（というかもう出てるのかな？）。彼の『エレクトロニック・シティ』はなかなか面白かったのでこちらにも期待。

• 岩波書店
  • アストゥリアス『グアテマラ伝説集』
  • ライト『ブラック・ボーイ』上下
  • サルトル『自由への道（３）』
  • ラファイエット夫人『クレーヴの奥方』（復刊）
  • シュトルム『みずうみ　他四篇』（復刊）
  • スターン『トリストラム・シャンディ』上中下（復刊）
• 筑摩書房
  • ジョンソン『イギリス詩人伝』
• 平凡社
  • 蒲松齢『聊斎志異（５）』
  • 袁牧『子不語（３）』
• 早川書房
  • シモンズ『ヘリックスの孤児』
  • モリスン『ビラヴド』
• 角川書店
  • トウェイン『アーサー王宮廷のヤンキー』
• 河出書房新社
  • ピンチョン『ヴァインランド』
• 論創社
  • リヒター『崩れたバランス／氷の下』
• 藤原書店
  • パムク『白い城』
• 光文社
  • コッパード『天来の美酒／消えちゃった』