8月刊行予定の注目の海外文学リスト
ゴンチャロフに続いて岩波文庫が絶好調。赤帯新刊はもちろんだけれど、重版のジャン・パウル『陽気なヴッツ先生』も傑作なので未読の人は買っておくが吉。あと平凡社のチャペックは買いかな。早川は『観光』が文庫化、この作品、単行本が刊行したときはけっこう読書ブログで話題になっていたようだし、これを期に読んでみるか。あと光文社、なんかツァラとか予定に載ってるんですけど……これは買うしかない。徳間の金庸の長編はこれで終わり、短篇集も文庫版は出るのかねえ。今後は古龍とか、新派武侠も出して欲しいところだが、さて。
- 岩波書店
- エリオット『荒地』
- リョサ『緑の家』上下
- ジャン・パウル『陽気なヴッツ先生 他一篇』(復刊)
- メーテルリンク『対訳 ペレアスとメリザンド』(復刊)
- 筑摩書房
- シェイクスピア『じゃじゃ馬馴らし』
- 平凡社
- チャペック『絶対製造工場』
- 白水社
- トーディ『ウィルバーフォース氏のヴィンテージ・ワイン』
- 国書刊行会
- 早川書房
- ラップチャルーンサップ『観光』
- エリクスン『碧空の城砦 2』
- 東京創元社
- マキリップ『女魔法使いと白鳥のひな』
- 河出書房新社
- カプシチンスキ『黒檀』
- ドストエフスキー『白痴 2』
- 光文社
- 角川書店
- トウェイン『不思議な少年44号』
- 講談社
- ドストエフスキー『やさしい女 白夜』
- 徳間書店
- 未知谷
- パステルナーク『物語』