書物を積む者はやがて人生を積むだろう

和書を積んだり漢籍を積んだり和ゲーを積んだり洋ゲーを積んだり、蛇や魚を撫でたりする。

8月刊行予定の注目の海外文学リスト

 ゴンチャロフに続いて岩波文庫が絶好調。赤帯新刊はもちろんだけれど、重版のジャン・パウル『陽気なヴッツ先生』も傑作なので未読の人は買っておくが吉。あと平凡社のチャペックは買いかな。早川は『観光』が文庫化、この作品、単行本が刊行したときはけっこう読書ブログで話題になっていたようだし、これを期に読んでみるか。あと光文社、なんかツァラとか予定に載ってるんですけど……これは買うしかない。徳間の金庸の長編はこれで終わり、短篇集も文庫版は出るのかねえ。今後は古龍とか、新派武侠も出して欲しいところだが、さて。