本棚晒し、またはそろそろ限界。
id:inmymemoryさんから本棚晒してくださいというトラバをいただいた。
他人の本棚が気になるのは私も同じなので、私も晒しておこう。ただし、手元にあるデジカメは六年前買った携帯電話のカメラしかないので、解像度はひどい。なにがなんだか判別できないかもしれないが勘弁してほしい。
まずは岩波文庫中心棚。この棚が一番の古株。世界文学オタが非オタの彼女に世界文学世界を軽く紹介するための10作や2年生のための海外古典文学リストを見れば私が岩波文庫育ちなのがよくわかっていただけるだろう。言うまでもないがほとんど赤帯である。新潮文庫や東洋文庫なども混じっている。前側の稼動棚にはちくま文庫三国志、講談社文庫水滸伝、岩波文庫の西遊記金瓶梅紅楼夢が入れてある。この上には白水uブックスと群像社ライブラリーの棚が乗せてある。
その他の文庫棚。ちくまの茶色と早川の青が多い。あとは集英社とか河出とか。この写真には入りきらなかったが早川のepiや演劇はこの下の段に。
本棚からあふれた文庫本。たいがいラノベだがところどころにサンリオSF文庫のレア本や中国の学術雑誌が混じっていたりやたらとカオス。谷川流の作品は全部揃ってますが何か?
白水のシェイクスピア全集と論創のドイツ現代戯曲選のコレクション。まだ未完成。ほっておくと右側の隙間に倒れてくるので、上にはエーヴェルス『魔法使いの弟子』、下には『アイスランド・サガ』を差して支えにしている。全巻揃えばちょうどこの支えは抜けるはず……。
ハードカバー棚。祖父の遺品。最上段は中国小説関係。二段目は文学の冒険や未来の文学などの国書刊行会系とホフマン全集。三段目はそれ以外の英米系海外文学、四段目は金庸中心。写ってないが五段目には『狂えるオルランド』とかの高価本が入ってる。
ハードカバー棚2。なぜか鏡がかかってる。棚の上は世界幻想文学大系とかの函入り本。一段目は仏独系海外文学、二段目は東欧系、三段目は中国韓国系、四段目以下は中国語書籍。
見てのとおり汚い汚い。もう本の冊数が棚の収納限界を突破しているので、本の前に本を置き、本の上に本を積む状態。書斎と本棚がほしいとつくづく思うね(あとまともなデジタルカメラも)。
9月20日追記、inmymemoryさんのブクマコメントへのレス。中国文学専攻したのは祖父の影響ではないですよ。私は中学時代、三国志オタだったので、それが理由です。多くの三国オタのように歴史方面ではなく、文学方面へ興味が向いたので……邦訳のない作品を自力で読めるようにしたかったので。