イギリス文学
積読が増えてきたらまず戯曲から片付ける。コレ基本。終わりよければすべてよし (白水Uブックス (25))作者: ウィリアム・シェイクスピア,小田島雄志出版社/メーカー: 白水社発売日: 1983/10/01メディア: 新書 クリック: 3回この商品を含むブログ (2件) を見…
ヴェローナの二紳士 (白水Uブックス (8))作者: ウィリアム・シェイクスピア,小田島雄志出版社/メーカー: 白水社発売日: 1983/10/01メディア: 新書 クリック: 3回この商品を含むブログ (6件) を見る おれがおれ自身にたいして忠実であるためには、 ヴァレンタ…
カレンダーを見ると、今月下旬に入ってから、上旬に比べてあきらかに更新頻度が下がってるな。紹介した本の数も減ってるし。月末までにあと一、二冊は読破したいところ。ラナーク―四巻からなる伝記作者: アラスターグレイ,Alasdair Gray,森慎一郎出版社/メー…
今年のノーベル賞作家。両親ともイギリス人ながらイラン生まれのアフリカ育ちという風変わりな経歴の持ち主ですな。破壊者ベンの誕生 (新潮文庫)作者: ドリスレッシング,Doris Lessing,上田和夫出版社/メーカー: 新潮社発売日: 1994/08メディア: 文庫購入: 1…
恋の骨折り損 (白水Uブックス (9))作者: ウィリアム・シェイクスピア,小田島雄志出版社/メーカー: 白水社発売日: 1983/10/01メディア: 新書この商品を含むブログ (6件) を見る さんざんおもちゃにしてやりますわ、切り札はこっちのもの、 あの人は私の道化役…
剣の騎士 [永遠の戦士 コルム1] (ハヤカワ文庫SF)作者: マイクルムアコック,佐伯経多&新間大悟,斉藤伯好出版社/メーカー: 早川書房発売日: 2007/11/08メディア: 文庫購入: 2人 クリック: 38回この商品を含むブログ (44件) を見る 『紅衣の公子コルム』六編の…
お話して、ジャネット。……って感じかね。灯台守の話作者: ジャネットウィンターソン,Jeanette Winterson,岸本佐知子出版社/メーカー: 白水社発売日: 2007/11/01メディア: 単行本購入: 3人 クリック: 50回この商品を含むブログ (45件) を見る でも、それって…
九日(休みを入れれば十日)にわたり、積読消化のために続けてまいりました戯曲祭りも本日で閉幕でございます。最後を飾るのは、やはりこの方でなくては。というわけでシェイクスピアの晩期傑作です。テンペスト (白水Uブックス (36))作者: ウィリアム・シェ…
戯曲祭り八日目。飽きたから次で終わることにする。トリにはシェイクスピア『テンペスト』を持ってくる予定。世の習い (岩波文庫)作者: コングリーヴ,William Congreve,笹山隆出版社/メーカー: 岩波書店発売日: 2005/06/16メディア: 文庫 クリック: 3回この…
戯曲祭り、一週間目。さて、いつまで続けたものだろう?リチャード二世 (白水Uブックス (11))作者: ウィリアム・シェイクスピア,小田島雄志出版社/メーカー: 白水社発売日: 1983/10/01メディア: 新書購入: 2人 クリック: 8回この商品を含むブログ (5件) を見…
ベケットについては、『マーフィ』とか『名づけえぬもの』とか読みかけては挫折していた私だが、ようやく一冊読了できた。読み終わってみれば、なるほど凄えや。ゴドーを待ちながら (ベスト・オブ・ベケット)作者: サミュエル・ベケット,安堂信也,高橋康也出…
戯曲祭り四日目。 で、まずはシェイクスピア『間違いの喜劇』なんだけど、『から騒ぎ』『お気に召すまま』『十二夜』に比べると見劣りするな。シェイクスピアを全部読もうという人以外にはおすすめできないかと。間違いの喜劇 (白水Uブックス (5))作者: ウィ…
トリニダード出身のインド系移民で現在イギリスで活動中。こういう人はカテゴライズに困る。いちおう「イギリス文学」に入れておくけど。魔法の種作者: V.S.ナイポール,V.S. Naipaul,斎藤兆史出版社/メーカー: 岩波書店発売日: 2007/09/07メディア: 単行本購…
スティーヴンスンなんて読むの何年ぶりだろ。『宝島』も『ジキルとハイド』も小学生時代に読んだきりだな……。新アラビア夜話 (光文社古典新訳文庫)作者: ロバート・ルイススティーヴンスン,Robert Louis Stevenson,南條竹則,坂本あおい出版社/メーカー: 光文…
「永遠の戦士フォン・ベック」の第一巻。第二巻『秋の星ぼしの都』が出るのはどうやら来年になりそう。軍犬と世界の痛み (ハヤカワ文庫SF ム 1-31 永遠の戦士フォン・ベック 1)作者: マイクル・ムアコック,佐伯経多&新間大悟,小尾芙佐出版社/メーカー: 早川…
便宜上イギリス文学にカテゴライズしておくけど、アイルランドの作家。バーチウッド (ハヤカワepi ブック・プラネット)作者: ジョン・バンヴィル,中山尚子,佐藤亜紀,岡崎淳子出版社/メーカー: 早川書房発売日: 2007/07/24メディア: 単行本購入: 1人 クリック…
ようやく三冊完読。先月下旬から読み始めたことを考えると、随分長くかかったもんだ。川の書 (創元SF文庫―黒き流れ)作者: イアンワトスン,Ian Watson,細美遥子出版社/メーカー: 東京創元社発売日: 1994/03メディア: 文庫購入: 2人 クリック: 18回この商品を…
なんかまあ……すごいね。最終巻『存在の書』はこれから読み始める。星の書 (創元SF文庫―黒き流れ)作者: イアンワトスン,Ian Watson,細美遥子出版社/メーカー: 東京創元社発売日: 1994/06メディア: 文庫 クリック: 2回この商品を含むブログ (20件) を見る
レチフはなかなか集中して読めないのでいったん中止してこちらを読んだ。私には「眠いとき、集中できないときのための作家」が何人かいるのだが、シェイクスピアはその筆頭である。読みやすい、短い、未読作品が多い、良質な訳本がある、質が保証されている…
ムアコックはもうこれで4シリーズ・16冊目か。随分たくさん読んできたもんだ。 いわゆる「剣と魔法」のヒロイックファンタジーとはいえ、事物の描写や物語の運び方、世界観などには凡庸な「剣と魔法」ものとは一線を画しているものがある――というか、うん…
「黒き流れ」三部作の第一部。当初は感想記事を上げるつもりだったけど、思い切り続編前提の作りになっている――というか、話がまるで終わっていないので、完結篇『存在の書』まで読んでからちゃんとした感想を書こう。これまでのところはワトスンらしからぬ…
『エレコーゼ』も面白いけど、最初は『エルリック』から入ったほうがいいと思う。黒曜石のなかの不死鳥―永遠の戦士エレコーゼ〈1〉 (ハヤカワ文庫SF)作者: マイクルムアコック,Michael Moorcock,井辻朱美出版社/メーカー: 早川書房発売日: 2007/05/01メディ…
たまには正統派。 読みやすいっていいな。これがジョイスとかウルフとかフォークナーとかならこうやすやすとは読めまい。うん、3、4年前までフォースターとフォークナーを混同していたことは君と僕だけの秘密だよ。果てしなき旅〈上〉 (岩波文庫)作者: E.M…
これぞ「佳品」といった色合いの小説だな。佳品という言葉は、小粒という意味も兼ねてしまうのだけれど。狐になった奥様 (岩波文庫)作者: ガーネット,David Garnett,安藤貞雄出版社/メーカー: 岩波書店発売日: 2007/06/15メディア: 文庫 クリック: 7回この商…
SF短篇集積読消化プロジェクト、第三弾。暗いよ! 読みにくいよ! 疲れたっ! ――しかし「ドミヌスの惑星」は間違いなく傑作だと思う。シティ5からの脱出 (ハヤカワ文庫 SF (632))作者: バリントン・J・ベイリー,浅倉久志出版社/メーカー: 早川書房発売日: …
SF短篇集積読消化プロジェクト、第二弾。『ヨナ・キット』でとっつきにくいイメージを受けたワトスンだけど、この短篇集は楽しめた。いちおし。スロー・バード (ハヤカワ文庫SF)作者: イアンワトスン,Ian Watson,大森望出版社/メーカー: 早川書房発売日: 2…
う〜む、なんなんだろうね、これは。奇作? はたまた駄作?トロイラスとクレシダ (白水Uブックス (24))作者: ウィリアム・シェイクスピア,小田島雄志出版社/メーカー: 白水社発売日: 1983/10/01メディア: 新書 クリック: 5回この商品を含むブログ (5件) を見…